みなさん、外国人とあいさつする時に、戸惑ったことはありませんか?
日本人のあいさつは、お辞儀をしたり、正座で三つ指・・・。
こうしたやり方も、今では古風になりつつあるかもしれません。
よく外国人とのあいさつで、ハグしたりチークキスをするのを目にしますよね。
最初、やはり異性間では少々戸惑いました。
もっと戸惑ったのは、手の甲にキスをされるあいさつ。
これ、先日、年輩のポーランド人男性がしていました。
手の甲にキスって、まるでシンデレラに出てくるあのシーンですよ(笑)
私たちの隣にいた若いポーランド人女性が教えてくれました。
「ポーランドの年配の男性は、女性にこういうあいさつするんですよ。手の甲にキスは最大の敬意を払ってる証拠なんです。」
それから、私は見方が変わりました。
そのPolishおじさんに、私も最上級レベルのハグとチークキスをお見舞いしてあげました(笑)
このことから、日本人的心理って深く習慣とも密接に影響していると感じました。
日本人は相手に触れることは、日常ではほとんどありません。
手をつなぐことだって、恋人同志しかしません。
握手ですら、ビジネスなどで好感もった相手としかしません。
そんな日本人だから、キスやハグはいくら挨拶とは言え、やはり抵抗があるのです。
本当は心からハグして歓迎したい相手でも、日本人感覚がその動作を制御してしまいます。
しかし、国際交流する中で、こうした欧米系のあいさつに慣れてしまうと、日本的挨拶がとても形式的で物足りなくなります。
それでも、日本人男性が手の甲にキスなんて、キザなことをしたら、ちょっとドン引きですけどね(笑)